●寄付のポイント●
そこで気にかけておきたいのが、2000円という金額。
端的にえば、ふるさと納税は2000円の寄付をすることで、地方自治体からそのお礼を受け取れるという仕組みです。
では、それを踏まえて考えてみて下さい。
例えば複数の地方自治体にふるさと納税を申し込んだ時に、かかる費用はどうなるでしょうか。
普通に考えると、『2000円×申し込んだ自治体の数』と思う方が多いかと思います。
しかし、実は地方自治体の数は関係ありません。
1つの自治体でも、6つ・8つの自治体であっても金額には変わりはなく、2000円のみのコストだという事を覚えておきましょう。
●”ふるさと”って自分の故郷だけ?●
ふるさと納税を説明される時には、このように説明を受けます。
『出身地などに寄付をします』といった調子です。こういう風に説明を受けると、一見自分の故郷じゃないといけないと先入観を持たれがちですが、あくまで”出身地など”です。などという言葉がくっついている以上、寄付する地方自治体は、自分のふるさと以外でもかまわないということです。
どうして”など”と付いているかというと、その人その人ふるさとに対する場所は様々です。生まれた土地・両親の住んでいる土地・子供時代に育った土地・青春時代を過ごした土地…『ふるさと』と位置付ける思いは個々によってバラエティーに富んでいるため、ふるさと納税として選択する自治体は、納税者の意思によって決めることができるということです。
なので、全く知らない場所でもよいですし、複数選択してもよいというものです。
コメントを残す