●上限額は決められている?●
ここで肝に銘じてほしいのが、今まで説明した内容を見て、いくら『ふるさと納税』がお得だと思い、多額の寄付をして様々な地方自治体の特典のみを貰って暮らしていこうと思っても、それは不可能であるという事です。
なぜなら、国も準備を整えてリミットを設けているからです。
それが、控除される上限額。
【控除される上限額は、寄付する人、個人個人の納税している金額によって定められており、その上限額を超えてしまった分の納税額は控除されない】という制限を設けています。
こうなると、上限額を超えてしまった分はただの税金の払い過ぎということなので、損となってしまいます。はじめから寄付ということならいいかもしれませんが、これでは、お得な特典を貰っても本末転倒です。
というわけで、自分の上限額を把握しておくことが大切です。
それがこちら。
↓
【寄付金の上限額=自分の納めている住民税の約1割程度】
これは簡単なおおざっぱな金額です。
正確に知りたい方は以下の方法で算出して下さい。
1.所得税/所得金額の40%を限度に、(寄付金-2000円)×所得税率
2.住民税/(寄付金-2000円)×10%
3.特例分控除/。(寄付金-2000円)×(1000%-10%-所得税率)、
1.+2.+3.から2000円を引いた金額が、全額控除額となります。
こうしてみると自分で計算するのは結構めんどくさいです。
『ふるさとチョイス』というサイトでは、自分がどのくらいまで『ふるさと納税』が可能なのか、目安を公開しているのでぜひのぞいてみてください。
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